4歳~6歳ごろの子を1人で寝られるようにしようと思ったのに、練習が上手くいかずに困っていませんか?
- ママと一緒に寝たいと泣く
- 豆球をつけてもぬいぐるみを持たせてもダメ
- どうやったら1人で寝てくれるの?
この記事ではこのような悩みを解決できるよう、私が実際に試して効果があった方法をお伝えします。
1人寝チャレンジをはじめたときは2週間ほど泣かれましたが、今では毎晩1人で寝てくれるようになりました。
- 寝落ちしてしまう原因
- 1人寝を成功させる5つの方法
- 脱・寝かしつけチャレンジ中の子どもの様子
- 3~6歳向けのネントレ絵本
脱・寝かしつけを成功させて夜の自由時間を手に入れたい人は、ぜひこの記事を参考にしてください!
私が寝かしつけをやめると決意したきっかけ
寝かしつけってツラいですよね~!!
何がツラいって、うっかり寝落ちしてしまって2時間くらいたってたときの絶望感や、待てどもなぜか寝ついてくれないときのイライラ。
ストレスがたまりすぎるので、思い切って寝かしつけをやめました!
また、上の子が小学1年生になったで「いいタイミングかな」と思ったのもキッカケのひとつです。
下の子は4歳でした。
もう赤ちゃんじゃないからすぐに1人で寝られるでしょ!と思ったのは甘かったです。
むしろ怖いときたや甘えたいときに自分で寝室から出てこれる分、1人寝成功までが大変なんですよね。
ですが成功できる日は来ますので、がんばっていきましょう!
そもそも寝落ちはホルモンのせいらしい
なぜ寝かしつけをするとほぼ100%寝落ちしてしまうのか、その原因はホルモンの影響によるものだそうです。
寝落ちの原因は2つのホルモン
寝かしつけで一緒に寝てしまうのは、2つのホルモンの働きによるそうです。
- セロトニン:しあわせホルモン
- メラトニン:睡眠ホルモン
セロトニンは幸せなときに分泌されるホルモンです。
朝日を浴びる・子どもとふれあうことでふえるそうです。
一方のメラトニンは眠りをうながすホルモンです。
そして、体内時計を整えるはたらきもあります。
幸せな気分になりセロトニンがふえ、同時に睡眠をうながすメラトニンもふえるというわけです。
「寝かしつけで子どもと触れあう⇒眠たくなる⇒寝落ち」の流れは、とても自然なことだったのです。
ホルモンなら仕方ない
参考
1.わかさの秘密(メラトニン)
2.医療法人社団 平成医会(セロトニンの増加が心身に及ぼす効果)
寝落ち対策=寝かしつけをやめる
子どもと寝落ちしてしまうのは、ホルモンが原因だと分かりました。
つまり、寝落ちを防ぐには寝かしつけそのものをやめるのがベストです。
泣く子が1人で寝るための5つのコツ
泣く子が1人で寝られるように、「5つの工夫」を実践していきましょう。
- 寝室に蓄光シールを貼る
- おやすみ前のルーティンを作る
- リビングにきてもすぐ寝室へ戻す
- 毎朝「がんばったね」と抱きしめる
- やっぱり効果的!ごほうびシール作戦
成功の秘訣は、すぐに寝つける環境作りとがんばった子どもをほめること。
工夫について順番に説明していきます。
①寝室に蓄光シールを貼る
寝室を暗くしたときに怖くならないよう、蓄光シール(ウォールステッカー)を貼りました。
私が買ったユニコーンは手のひらより大きいサイズで存在感アリ。
消灯後の部屋を、かわいい光がやさしく包んでくれますよ。
夜だけのお楽しみができたので、自分から寝室へ行くようになりました!
ユニコーン好きな娘は、なんと自分から寝室へ行くようになりました!
はがすときに壁紙がはがれないか気になる方は、両面テープ
- 両面テープとマスキングテープをおなじ長さに切る
- 蓄光シールの裏面に両面テープを貼る
- 両面テープの上紙をはがし、マスキングテープの非粘着面を貼る
- 蓄光シールをカベに貼る
マスキングテープの接着面を壁に貼ります。
壁紙とテープの接着面が小さいので、蓄光シールをはがすときに壁紙を傷めにくいです。
蓄光シール以外にも、ネントレに効果的なアイテムを3~6歳向けの方法7選でご紹介しています。
▼プロジェクターを使った感想をまとめています。
1人寝練習との相性バツグンのアイテムでした。記事でも紹介しています。
②日中の疲れと就寝前のルーティンがカギ
布団に入ったらスッと寝られるようにするのもコツのひとつです。
ポイントは寝る前のルーティン(習慣)作りと日中のあそびで疲れさせること。
昼間はたっぷり遊び、寝る前のルーティンで「寝るモード」になるよう習慣化していきました。
- なるべくお昼寝をさせない
- 公園や運動遊びで疲れさせる
- 寝る前のルーティンをつくる
└部屋をうす暗くする⇒トイレ⇒絵本を読む⇒寝室へ など
雨の日など外で遊べないときは、ワーク
③リビングにきたらすぐ寝室へ戻す
「寝ないといけない」という意識を持たせるため、おやすみのあとにリビングへきても、すぐ寝室へ戻しました。
このとき気をつけたいのが怒らないこと。子どもは寂しくて会いにきているだけなので、優しい笑顔で対応しましょう。
また意外と見落としがちなのが部屋の温度です。
寝入るときは体温があがるので、部屋が暑いと子どもの寝つきが悪くなります。
エアコンの使用や小窓を開けるなどで室温の調節をしましょう。
④「がんばったね」と毎朝ほめる
今までパパママと一緒に寝ていたのに急に1人で寝るなんて。子どもにとっては一大事ですよね。
なのでぜひ、毎朝「がんばって寝てくれてありがとう」と伝えてあげてほしいです。
がんばりを認めてもらえると子どもはうれしくなるもの。「今日もひとりで寝るぞー!」と意気込んでくれるでしょう。
⑤ごほうび作戦で1人寝成功
やっぱり「ごほうび」があるとモチベーションがちがいます。
わが家では2つのごほうびをとり入れました。
・子どもだけで寝れたらごほうびシールを貼る
・ごほうびシールがたまったら好きな物を買う
毎日の成果が見て確認できるので、ごほうびシールの導入もおすすめです。
前からほしかったものを最終目標にするといいかも
6歳と4歳の1人寝チャレンジの様子
1人寝をはじめた日から、泣かずに寝られるようになるまでの2週間をお伝えします。
開始~5日目ごろ | ・毎日寝る前に泣く ・途中で「おかあさん近くにいて!」と言うこともある 対応 寝室のドアを開けて廊下から見守る |
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10日目ごろ | ・泣かなくなった! ・でも毎晩5~6回はリビングへくる 「トイレ行きたい…かも」「足がかゆい」などの理由で 対応 寝つくまでの1時間、根気強く寝室へ戻す |
2週間目 | ・寝室からでてこなくなった! 対応 ごほうびシール作戦をスタート |
2週目以降 | ・自分から寝室へ行く ・30分ほどで寝つくようになる |
2週間目からごほうび作戦をはじめたところ、分かりやすく寝られるようになりました。
もっと早くスタートしたらよかったと思っています。
1人寝をはじめるときに読みたい絵本
3~6歳むけのネントレ絵本、やっと見つけました!
こちらの「スーちゃん おやすみなさい
『読んだら1人寝ができるようになった』という心強い口コミもありました。
添い寝を卒業するわが子を応援する気持ちで、スーちゃん おやすみなさい
まとめ:寝かしつけをやめたらイライラが減った!
寝かしつけをやめてから夜の自由時間がふえました。
寝落ち後のダルさがなくなったのでうれしい!
- 寝室に蓄光シールを貼る
- おやすみ前のルーティンを作る
- リビングにきてもすぐ寝室へ戻す
- 毎朝「がんばったね」と抱きしめる
- やっぱり効果的!ごほうびシール作戦
練習をはじめたときは、「いっそ寝かしつけした方が楽かも…」とくじけそうになりました。
けれども、やっぱり1人寝ができるようにしてよかったです。
子どもたちもよくがんばってくれました。
ママの自由時間を目指して、脱・寝かしつけをがんばってください!