賃貸なのにうちの子どもの足音がうるさい!2つのマットで近隣トラブルを回避

マンションやアパートに住んでいると、子どもの足音が響いていないか気になりますよね。

苦情をうけたり一度気になりだしたりすると、ちょっとの足音にも「静かに!」と怒ってしまいがちです。

わが家の姉妹も活発でケンカが多いので、気をぬくとすぐ小走りに…。

試行錯誤の足音対策でたどり着いた正解は、ジョイントマットとぶ厚いクッションマットをダブル使いすること。

下の階の方に騒音確認をしたところ、「足音はまったく気にならないよ~」と言ってもらえました!

この記事でわかること
  • ジョイントマットだけでは足音対策が不十分な理由
  • 買ってよかった!足音が響きにくいクッションマットを紹介
  • 今日からできる足音対策4つ

元気いっぱいな子どものおうち遊びを笑顔で見守れるよう、この記事を参考にしてカンペキな足音対策をしていきましょう!

この記事を書いた人

フミカ

  • こども専門の作業療法士
    手先や運動面の不器用さをサポート
  • 通園施設・幼稚園・小学校でアドバイザー経験あり
  • ただいま全力で姉妹を子育て中
    毎日、知育おもちゃで遊んでいます
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目次

わが家の物件の住環境

マットを敷くイメージがしやすいよう、わが家の間取りと住環境をざっくりと説明します。

子育て世帯多めの住環境

わが家の住環境は以下のとおりです。

  • 築約15年の賃貸マンション住み
    (鉄筋コンクリート)
  • 入居時、子どもは2歳と4歳
  • 上下左右に入居者あり
  • 子育て世帯が多い

築年数がたっているので、防音設備はほぼ期待できないマンションに住んでいます。

間取り

次に部屋の間取りについてご紹介します。

和室部分にプレイマットを敷いています。
  • 間取りは3LDK
  • 子どもがよく遊ぶ場所は和室
  • 和室にはおもちゃ・テレビあり

和室にプレイマットをしき、ほかの部屋と廊下にはジョイントマットをしきつめています。

マットをしいても足音がうるさい理由

入居当初からジョイントマットを敷いたものの、子どもの「パタパタ」「ドンドン」といった足音はあまり改善できませんでした。

足音対策にジョイントマットが向いていない理由

・ジョイントマットは「軽い音」のカバーが得意
・子どもの歩き方とジョイントマットは相性がよくない

フミカ

ジョイントマットを敷いとけばいいと思い込んでた…

これから「ジョイントマットが足音対策に不向きな理由」と「子どもの歩き方」について説明していきます。

ジョイントマットは「足音」に弱い

足音対策にジョイントマットが向いていない理由として、振動をふくんだ音の吸収の苦手さがあります。

ジョイントマットには、スプーンやおもちゃを落としたときの「コツン」「カシャ」などの軽量衝撃音をやわらげる効果があります。

一方で、走ったりジャンプしたりしたときの「ドンッ」「ドスッ」という重量衝撃音を防ぐのは苦手だそうです。

ジョイントマットにどれほど防音効果があるかについては、防音マットの性能徹底比較!ニトリVSコーナンVS防音専科(外部サイト)の記事がわかりやすですよ。

子どもが歩くと重低音が響く

ジョイントマットで足音が防げないもう1つの理由は、子どもの歩き方自体にもあります。

小さい子は足を肩幅にひらき、足裏全体をつけながらペンギンのように歩くもの。

かかとが床につく瞬間の「ドン」という音には、大きな振動がふくまれています。

ジョイントマットは重たい音の吸収が苦手なため、子どもの足音をあまり防げません。

フミカ

大人のように静かに歩くのは期待しない方がよさそう

ですので、子どもがよく遊ぶ場所には厚手(4㎝)のクッションマットを敷くのがおすすめです。

わが家ではCarre bebeの折りたためるクッションマットを使用しています。

プレイマットを2枚敷いています
家族4人が広々と寝ころべる
フミカ

このマットにしてから叱る回数が激減!

くわしい使い心地は後述しています。

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子どもの足音対策用マットの紹介

わが家で子どもの足音対策として実際に使用しているマットをご紹介します。

  • やっぱり必要「ジョイントマット
  • メインの遊び場には「Carre bebeのクッションマット

足音対策マット①ジョイントマット

子どもの足音は振動が強く、ジョイントマットでは足音を吸収しきれないとお伝えしました。

それでもわが家は、以下2つの理由によりジョイントマットを敷きつめています。

  • 食具(スプーンや箸など)やおもちゃの落下音をふせぎたい
  • 大人が歩くときの足音をなるべく抑えたい

主に廊下やダイニングの床に、およそ15畳分敷きました。

なおジョイントマットは大きいサイズをおすすめします。

短時間で敷けますし、歩いたときにマットがズレにくいので安全です。

私はおしゃれな家具が豊富な「タンスのゲン」で購入しました。

フミカ

フローリング柄がおしゃれ・すべりにくい・大判♪

タンスのゲン
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足音対策②厚さ4㎝のクッションマット

子どもの遊び場にはプレイマットを敷く

子どもへ「しずかにして」と伝えても、やっぱりさわがずに過ごしてもらうのはムリな話。

ですので主に遊ぶ場所には厚手のクッションマットを敷くのがおすすめです。

私は以下3つのポイントに注目してマットを選びました。

  • 防音重視!厚さは4㎝以上
  • 同サイズの類似製品なら重たい方
  • 部屋に置けるサイズがチェック

より重い方を選んだのは、クッション密度の高さを期待したから。

そして見つけたのがCarre bebeの折りたためるクッションマットです

複数のサイズ・カラーから選べるのも魅力的。
わが家は6畳の和室に2枚並べて使用中です。

クッションマットのデメリット

買ってよかったCarre bebeのマットですが、2つのデメリットがあります。

クッションマットのデメリット
  1. 1枚約1万円と高めの値段
  2. マットがズレやすい
    置く場所によってはすべり止めパッドが必要

①値段が高め

Carre bebeのクッションマットは1枚1万円以上するので、ためらってしまう金額です。

フミカ

私は1ヶ月悩みました

失敗したくない人は、まずためしに1枚だけ買うのがよいでしょう。
(単品と2枚セットの購入差額は約600円です)

②マットがズレやすい

表面がサラッとした生地のため、子どもが走るとズレます。

安全性重視でズレてほしくない人は、専用のすべり止めパッドを使いましょう。


ノンスリップパッド 直径12cm 6枚セット

わが家は畳の上に敷いているのですべり止めパッドは使っていません。
(い草がボロボロになるかもしれないので)

「ズレを戻すのが面倒」かつ「床がフローリング」であれば、すべり止めパッドの使用がおすすめです。

クッションマットのメリット

Carre bebeのクッションマットのメリットはこちら。

クッションマットのメリット
  1. 子どもが騒いでも足音が気にならない
  2. 折りたためるのでマットの下も掃除できる
  3. 購入から2年半経っても、クッションのへたりがゼロ
    ⇒4年経過しましたがヘタっていません!

①子どもが騒いでも足音が気にならない

クッションマットを敷いてから、子どもの足音が気にならなくなりました!

跳びはねても、風船バレーをしても、かんしゃくが起きて手足を床にガンガンぶつけても、マットが衝撃を吸収してくれます。

フミカ

ジョイントマットの部分とは明らかに音が違います

②折りたためるのでマットの下も掃除できる

Carre bebeのクッションマットは四つ折りタイプなので、使わないときや移動したいときはコンパクトになります。

サッと移動できるので、気がついたときにマットの下ができ衛生的です。

プレイマットは4つ折りにできます。
女性ひとりでもラクに移動できる

③クッションのへたりがゼロ

購入して4年経ちましたが、マットのクッション性はまだまだ健在。

「高いのにすぐペチャンコになったらイヤだな」と悩んでいましたが、結果は買ってよかったです。

使用開始から2年目で1か所だけ縫い糸がほつれましたが、穴は開いていません。

良い点
イマイチな点
  • 子どもが騒いでも足音が気にならない
  • 折りたためるのでマットの下も掃除できる
  • 4年使ってもクッションのへたりがほぼゼロ
  • 1枚約1万円と高めの値段
  • マットがズレやすい
    ⇒専用のすべり止めパッドあり

今日からできる足音対処方法4つ

マットを使う以外にできる足音対策を4つご紹介します。

今日からできる足音対策
  • やってほしい行動を伝える
    走らない△⇒あるいて〇
  • 走り回りにくい家具の配置にする
  • 住人には笑顔で挨拶をする
  • 上下左右の住人へ丁寧に謝罪する

カンタンにできそうだと思いませんか。

どれもすぐにできますが、効果は大きいです。

それではひとつずつ説明していきます。

①やってほしい行動を伝える

「走らないで」や「ジャンプしない」など禁止の声かけは伝わりにくいもの。

子どもへの声かけはしてほしいことを伝えるよう意識してみてください。

「マットの上で遊ぼうね」や「1・2・1・2のリズムで歩こうか」のように具体的だとさらにグッドです!

子どもが歩いてくれたらすぐに「ありがとう!」「歩けたね!」とほめてくださいね。

②走り回りにくい家具の配置にする

広い部屋は快適ですが、子どもの動きも活発になりやすいもの。

家具の配置も見直してみましょう

ソファーやクッション、テーブルの配置を工夫すると「走り回りにくい部屋」になります。

ちなみに私はドタバタ対策には、ヨギボー(ビーズクッション)などのクッションを活用しています。

おもちゃを広げてあそぶときはクッションを立てかけてスペースをつくり、テレビを見るときはソファー代わりに。

カンタンに移動できるので、スペースをせばめたり広げたりと自由自在です。

③マンションで合う人には笑顔で挨拶をする

3つ目の対処法は笑顔で挨拶をすること。

笑顔で挨拶をしてくれる人には、気をゆるしがちになりませんか。

すでに実行できている方は素晴らしいです。
ぜひこれからも続けてください。
笑顔や挨拶が苦手な方、意識して取り組んでみてくださいね。

謝罪と騒音状況の確認をする

上下左右の住人に会ったときは、謝罪と騒音状況の確認をするチャンスです。

私はこまめに次のような挨拶をしています。

「いつもうるさくしており申し訳ございません」
「足音や物音でのご迷惑をおかけしていませんか?」
「今後も、気になることがあればすぐに教えていただけるとありがたいです」

近隣の方と良好な関係で過ごせるよう、挨拶・謝罪・騒音の確認をしていきましょう。

フミカ

好印象の第一歩は笑顔とあいさつからです

まとめ:足音問題にはマットとコミュニケーション足音対策には、

集合住宅で子育てをしている間は足音対策が必須ですよね。

おもちゃや食器など物の落下音に対策にはジョイントマット、足音対策にはクッションマットを使用してみてください。

とくにクッションマットの効果は大きく、子どもを叱る回数が減って気持ちがラクになりました。

フミカ

もう風船バレーやトランポリンも怖くない!

あわせてご近所さんへ「笑顔であいさつ」で良好な関係作りもしていきましょう。

\ マンションでのおうち遊びに必須 /

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療育経験のある作業療法士&2児のママ目線で、育児の悩みを解決する記事を執筆しています。

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