マンションやアパートに住んでいると、子どもの足音が響いていないか気になりますよね。
苦情をうけたり一度気になりだしたりすると、ちょっとの足音にも「静かに!」と怒ってしまいがちです。
わが家の姉妹は活発でケンカが多いので、気をぬくとすぐ小走りに…。
![フミカ](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/06/437ec771fcbe4ad5c078c2f8e2ecb3fa.png)
つねに足音が気になっていたので、よくイライラしてました。
試行錯誤しながら足音対策をためし、たどり着いたのはジョイントマットと分厚いプレイマットのダブル使い。
下の階の方に騒音確認をしたところ、「足音はまったく気にならないよ~」と言ってもらえました!
今回は私の実践方法をもとに、
- ジョイントマットでは対策が不十分な理由
- 足音を響かせないプレイマットの紹介
- 今すぐできる4つの足音対策
についてご紹介します。
マットの使い方や家具の配置などを参考にし、足音対策のゴールをめざしましょう!
わが家の物件の住環境
マットを敷くイメージがしやすいよう、我が家の間取りと住環境を説明します。
子育て世帯多めの住環境
わが家の住環境は以下のとおりです。
鉄筋コンクリートのマンションです。
築年数がたっているので、ほぼ防音設備は期待できません。
間取り
次に部屋の間取りについて、ザックリとご紹介しますね。
![和室部分にプレイマットを敷いています。](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/7e391327299297916b2abf5f69901996.png)
和室にプレイマットをしき、ほかの部屋と廊下にジョイントマットをしきつめています。
マットをしいても足音がうるさい理由
![](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/441242-1.png)
ジョイントマットを敷いたものの、子どもの「パタパタ」「ドンドン」といった足音はあまり改善できませんでした。
ジョイントマットを使っても足音が響くのには、2つの理由があります。
これから「ジョイントマットが足音対策に不向きな理由」と「子どもの歩き方」について説明していきますね。
ジョイントマットは「足音」に弱い
![](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/3907141_s.jpg)
ジョイントマットには、スプーンやおもちゃを落としたときの「コツン」「カシャ」などの軽量衝撃音をやわらげる効果があるようです。
反対に、走ったりジャンプしたりしたときの「ドンッ」「ドスッ」という振動をふくむ重量衝撃音を防ぐのは難しいとのこと。
そのため、ジョイントマットを敷いても子どもの足音は響いてしまいます。
子どもがよく遊ぶ場所には4㎝のプレイマットの使用を検討してみてください。
![プレイマットを2枚敷いています](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_5112-1.jpg)
ジョイントマットにどれほど防音効果があるかについては、防音マットの性能徹底比較!ニトリVSコーナンVS防音専科の記事がわかりやすいです(外部サイトへ飛びます)。
子どもが歩くと重低音が響く
![](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/09/1430366.png)
子どもの足音が響く大きな原因として、「子どもの歩き方」があります。
なぜなら、小さい子は足を肩幅にひらき、足裏全体をつけながら歩くため。
![フミカ](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/06/7bede2f87fbd1e3d7366e512e648b36b.png)
かかとを落とす瞬間の「ドンッ」が、かなり響きます…
「ドスッ」という重低音の足音は、ジョイントマットでは防ぎきれないというわけです。
賃貸の足音対策①ジョイントマット
子どもの足音は振動が強く、ジョイントマットでは足音を吸収しきれないとお伝えしました。
それでもわが家はジョイントマットを敷きつめています。
その理由は2つ。
ちなみにわが家では、約15畳分のジョイントマットを敷いています。
15,000円くらいかかりましたが、モノの落下音はけっこう吸収してくれています。
![フミカ](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/044146990029dac610260e4c53278463-1.png)
余談ですが、家中どこでもお昼寝できるようになりました
ジョイントマットは大きいサイズをおすすめします。
短時間で敷けますし、歩いたときにマットがズレにくいので安全です。
賃貸の足音対策②厚めのプレイマット
![子どもの遊び場にはプレイマットを敷く](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_1765-1.jpg)
いくら子どもへ「静かに」と伝えても、四六時中さわがず過ごしてもらうのはムリな話。
ですので、子どもが遊ぶ場所には「プレイマット」を敷くのがおすすめです。
私は3つのポイントに注目してプレイマットを選びました。
- 厚さ4㎝以上
- 同じサイズの類似製品なら重たい方
- 部屋のサイズに合うか
より重い方を選んだのは、クッション密度が高いことを期待したからです。
そして、わが家と相性バッチリなCarre bebeの折りたためるプレイマットに決めました!
キッズスペースで使っているプレイマットです▼
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/happiness2016/cabinet/06596813/b20180008m8.jpg?_ex=300x300)
折りたたみ プレイマット [Carre bebe]
部屋にあったサイズのマットを選べます。
わが家は、6畳の和室に2枚並べて使用中です。
プレイマットのデメリット
Carre bebeのマットには2つのデメリットがあります。
- 値段が高い
- わりとズレやすい
値段の高さについて
1枚10,000円以上するので、ためらってしまう金額です…。
失敗したくない人は、まずためしに1枚だけ買うのがよいでしょう。
(単品と2枚セットの差額は約600円です。)
すぐズレる
表面がサラッとした生地のプレイマットですので、わりとズレます。
プレイマットの上にすべり止め付きのラグを敷いていますが、子どもが跳びはねた後は真ん中にスキマが。
解決策としては、「専用のすべり止めパッドを購入」か「気がついたときに戻す」こと。
わが家は畳の上に敷いているのですべり止めパッドは使っていません。
(い草がボロボロになるかもしれないので。)
「ズレを戻すのが面倒」「床がフローリング」であれば、すべり止めパッドの使用をおすすめします。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/happiness2016/cabinet/06928225/imgrc0082037812.jpg?_ex=160x160)
ノンスリップパッド 直径12cm 6枚セット
プレイマットのメリット
Carre bebeのプレイマットのメリットはこちらです。
- 厚さ4㎝なのに、折りたためるから移動が楽ちん
- 掃除機がけのときでもカンタンにマットを動かせる
- 購入から2年半経っても、クッションのへたりがゼロ
![プレイマットは4つ折りにできます。](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_5108-1.jpg)
「すぐペチャンコにならないといいけど…」と思いつつの購入でしたが、買ってよかったです。
1か所糸がほつれたものの、穴は開いていません。
生地も頑丈です。
あと5年は、余裕で子どもたちのドタバタを受け止めてくれそうです。
![フミカ](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/06/0849a6f3aae692a4389ab8501e09038d.png)
足音や物の落下音へのストレスが格段に減りました。
マット以外の足音対処方法4つ
マット以外にもできる防音対策を4つご紹介します。
今すぐできる対処法も多いので、チェックしてみてくださいね。
- 「あるいて」と何度も言う
- 家具の配置をかえる
- 住人には笑顔で挨拶をする
- 上下左右の住人へ丁寧に謝罪する
カンタンにできそうだと思いませんか。
どれもすぐにできますが、効果は大きいです。
それでは、ひとつずつ説明していきますね。
①「歩いてね」と声をかける
![](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/09/22029646-1.png)
子どもが聞きあきるほど、何度でも「歩こうね」と伝えましょう。
つい言ってしまいがちな「走らない」や「ドタバタしない」は逆効果です。
「してほしい行動」を伝えてみてください。
「マットの上で遊ぼうね」や「1・2・1・2のリズムで歩こうか」のように具体的だとさらにグーです!
子どもが歩けたら、すかさず「ありがとう!」「歩けたね!」とほめてくださいね。
②家具の配置をかえる
![](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/09/22215154-1.png)
今すぐできる方法です。
「家具の配置」を見直してみましょう。
広い部屋は快適ですが、子どもの動きも活発になりやすいもの。
ソファーやクッション、テーブルの配置を工夫すると「走り回りにくい部屋」になります。
ちなみに私はドタバタ対策には、ヨギボー(ビーズクッション)などのクッションを活用しています。
おもちゃで遊ぶときは立てかけてスペースを広げ、テレビを見るときはソファー代わりに。
カンタンに移動でき、スペースをせばめたり広げたりと自由自在です!
③マンション内の人に笑顔で挨拶をする
![](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/09/1161121-1.png)
3つ目の対処法は、笑顔で挨拶をすることです。
笑顔で挨拶をしてくれる人には、気をゆるしがちになりませんか。
すでに実行できている方は、ぜひこれからも続けてください。
笑顔や挨拶が苦手な方も、意識して取り組んでほしいです。
なごやかなご近所付き合いをしていけると良いですね。
④謝罪と騒音状況の確認をする
![](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/22099790-1.png)
上下左右の住人に会ったときは、謝罪と騒音状況の確認をするチャンスです。
私は毎回、以下のような挨拶をしています。
「いつもうるさくしており申し訳ございません」
「足音や物音でのご迷惑をおかけしていませんか?」
「今後も、気になることがあればすぐに教えていただけるとありがたいです」
近隣の方と良好な関係で過ごせるよう、挨拶・謝罪・騒音の確認をしていきましょうね。
まとめ:足音問題にはマットとコミュニケーション
![フミカ](https://kosodateya.com/wp-content/uploads/2022/08/044146990029dac610260e4c53278463-1.png)
足音対策にはジョイントマット&プレイマットの併用がおすすめです。
集合住宅で子育てをしている間は足音対策が必須です。
工夫をしながら足音・騒音対策をしていきましょう!