「幼稚園(保育園)にいかないーー!」と涙をボロボロこぼし泣きわめくわが子。
・こんなに泣くなら休ませた方がいい?
・でも、休ませるとよくないって聞いた
・ムリにでも連れていく方がいいのかな
このように悩んでいませんか?
この記事では、「休ませる」か「行かせる」かを決定するための判断基準についてお伝えします。
わが家の次女も登園拒否がはげしく、試行錯誤しながら関わる毎日でした。
そのうちに登園させるかを決断する基準が明確になり、今では落ち着いて対応できるようになりました。
- 登園拒否をする4つの理由
- 休ませる・休ませないの判断基準
- 休ませるときのルール
- 休ませられないときの対処法
登園させるかさせないかを一目でチェックできる「YES NOチャート」も用意しましたので、ぜひ参考にしてください。
登園拒否には4つの理由がある
まずは子どもが登園拒否をする理由を知っておきましょう。
登園拒否をするキッカケは4パターンあります。
- ママと離れたくない
- 体調がわるい
- ツライ・逃げたいことがある
- 環境が変わった
園に行きたがらない理由とその対応を、ひとつずつ説明していきます。
理由①ママと離れたくない
ママがだいすきで離れるのがイヤだから泣く子がいます。
「ママといっしょがいい」「お家にいたい」と言ってくる場合は、ほとんどがこのケースだと思います。
また、園生活の流れがわからず見通しが持てない場合も。
つぎはいつ会えるか分からず不安になるので、ママと離れるのをイヤがります。
対応
・スキンシップをふやす
・「かならず迎えに行く」と約束する
・登園から帰るまでのながれを教える
(イラストや写真で伝えると分かりやすい)
理由②体調がわるい
子どもは、からだの不調を言葉でうまく伝えられないことがあります。
ふだん登園しぶりがない子が「行きたくない」と言ってきたときは、まず体調をチェックしましょう。
対応
・カゼや病気、ケガの有無を考える
・体温をはかり全身の様子をチェックする
理由③ツライ・逃げたいことがある
たとえば友だちとのケンカ、発表会や運動会の練習など。
園でのトラブルや苦手な活動をキッカケに、登園拒否がはじまることもあります。
トラブルの解決や苦手な活動の負担が軽減できるよう、園と協力して子どもを支えましょう。
対応
・行きたくない理由を丁寧にきく
・園でのトラブルや苦手な活動が原因であれば、担任に相談する
理由④環境が変わった
生活環境がかわったタイミングでも、園に行けなくなる子がいます。
家庭環境の変化には、引っ越し、ママの妊娠・出産、家族の入院などがあります。
園生活では入園、進級、担任の先生がかわったなどがキッカケになることも。
対応
・1日の生活リズムをなるべく崩さない
・「前とちがうから不安だよね」と気持ちを受けとめる
・登園前や帰宅後のスキンシップをふやす
生活の変化による登園拒否は、時間がたつと落ち着くようです。
まずは子どもの不安な気持ちに共感してくださいね。
▼登園拒否がどれくらい続くのか、年齢に合わせたかかわり方ついては、こちらにまとめています。
登園拒否のときは休ませる?休ませない?
登園拒否の理由がわかったので、つぎは「休ませる」か「休ませないか」を決めましょう。
登園させるかを判断するチャートを用意しましたので、やってみてください。
行きたがらない理由をもとに、休ませるかどうかの判断をするのがおすすめです。
- ママと離れたがらないが、なんとか連れていけそう
- 登園後はたのしく過ごせているようだ
- 友だちとケンカ・苦手な活動があるなど
⇒先生に相談しておく
登園しぶりをしていても、ママが見えなくなると泣きやんで遊びだす子は多いもの。
園でたのしく過ごせているなら、がんばって登園させるのがよいでしょう。
もしも子ども同士のトラブルや苦手な活動があるときは、はやめに先生に相談してくださいね。
- 体調がわるい
- 登園しても楽しそうではない
- 安全に連れて行けそうにない
かんしゃくが強いときは、安全に連れていくのが難しいかもしれません。
抱っこができないくらい暴れ、なんとか自転車や車に乗せてもシートベルトをはずされることもあります。
ママ1人では安全に連れて行けないときは、思いきって休んでもいいのではないでしょうか。
娘が道路の真ん中でひっくり返って泣いた日は、家に連れて帰りました。
休ませるときのルール
なだめても抱きしめてもダメで、連れて行けそうにないときもありますよね。
そんな日は、ママの気持ちや時間にゆとりがあれば休ませてもよいと思います。
そのときは「2つのルールを守る約束」をしてから休ませましょう。
- つぎに登園する日を子どもと決める
- 園と同じようなスケジュールで過ごす
では順番に説明していきます。
ルール①次に登園する日を子どもと決める
1つ目のルールとして「いつから行くか」を決めます。
ポイントは子どもと一緒に決めることです。
納得して決めた約束であれば子どもは守ってくれるもの。
登園拒否で休ませるときは、カレンダーを見ながら登園する日を決めましょう。
ルール②園と同じようなスケジュールで過ごす
好きなように過ごしてしまうと生活リズムがくずれますし、楽しいからまた休みたいと思ってしまいます。
なるべく園とおなじスケジュールで過ごしてみてください。
親子で朝の会や帰りの会をしたり、自由あそびや昼食のタイミングを園と同じ時間にしたり。
行きたがらない理由が見つかることもありますので、ぜひ園ごっこをやってみてください。
休ませられないときの対応
登園拒否が激しい日に、どうしても休めない仕事や予定があると困りますよね。
「外出の予定があるとき」「在宅だがお世話ができないとき」にわけて対処法を提案します。
外出の予定があるとき
仕事や外出の予定が変えられないときの対処法は以下の通りです。
- ベビーシッターやファミリーサポートをたのむ
- 体調不良の時は病児保育にあずける
ベビーシッターは親の不在・在宅関係なく自宅で面倒をみてくれるサービスのこと。
自治体によってちがいますが、自宅か相手どちらかの家で子どもを預かってくれるファミリーサポートもあります。
カゼやケガなどで登園できないときは病児保育に頼りましょう。
どれも事前に登録が必要ですが、頼りになるサービスですので検討してみてください。
在宅だがお世話ができないとき
在宅ワークのように、園は休めても子どもの相手ができないときは以下の方法に頼りましょう。
- テレビ、動画サイト、DVDを見せる
- ベビーシッターやファミリーサポートを頼む
たまにはテレビや動画サイトを見るのが多い日があってもよいです。
自由にスマホを操作させるのが心配な人は、Amazonプライムビデオ
しまじろうやベイビーバスなどの知育動画や、ポケモンやドラえもんなどのアニメ映画がみれます。
CMが入らないところが好きです
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⇒お急ぎ便・配達日時指定が無料
ちなみにChromecast(クロームキャスト)
子どもの登園拒否はママ1人で頑張らず、いろいろなサービスやアイテムでのりきりましょう!
まとめ|登園拒否はいずれ終わる
幼稚園・保育園に行きたがらないわが子をみると、心配になるかもしれません。
まずは「行きたくない」という子どもの気持ちを受けとめましょう。
園に行かせるか休ませるか悩んだときは、以下の判断基準を参考にしてくださいね。
休ませるときは「あしたは行こうね」など、次の登園を約束しましょう。
家でお世話をするのが忙しいときは、Amazonのプライムビデオで知育動画を見せるのがオススメです。
登園拒否は子どもの成長とともに終わります。
あせらずに、子どもの気持ちによりそってあげてくださいね。
▼登園拒否の子の気持ちを代弁してくれる絵本を紹介しています。
「がんばってみよう」という気持ちがわいてきます