1歳は好奇心がでてきて「やってみたい！」という気持ちがめばえる時期です。
おもちゃで全身や手先をたくさん動かして、心と体をググっとのばしましょう。
小児分野の元作業療法士目線で、1歳向けの本当にあそんでほしいおもちゃを厳選しました！
今回は、
- 1歳児の心とからだの発達
- おもちゃ選びのポイント
- 本当におすすめのおもちゃ
についてご紹介します。
フミカ
- こども専門の作業療法士
手先や運動面の不器用さをサポート - 通園施設・幼稚園・小学校でアドバイザー経験あり
- ただいま全力で姉妹を子育て中
毎日、知育おもちゃで遊んでいます
1歳児の発達とおもちゃの選び方
1歳児の発達とおもちゃ選びのポイントをご紹介します。
成長のながれがわかると、おもちゃ選びがもっと楽しくなりますよ。
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1歳前半
心も体もぐんぐん成長していく1歳から1歳半。
この時期の発達とおもちゃ選びのポイントをお伝えします。
スプーンのもち方の発達は[スプーンの持ち方の練習スタート！持ち方の発達＆おすすめの練習方法]に詳しくまとめています。
1歳前半は指先をつかうあそびがおすすめ。
モノにあわせた手の使い方を学んでほしい時期です。
・スイスイおえかき
・いろいろな形のつみき
・型はめパズル・立体パズル など
1歳後半
「じぶんで！」という自我がではじめる1歳半から2歳ごろ。
この時期の発達とおもちゃ選びのポイントをお伝えします。
1歳後半は手先の器用さをのばせるおもちゃで遊びましょう。
また、からだを思いきり動かして遊べる屋内遊具もおすすめです。
・クレヨン
・トンネルくぐり
・ジャングルジム
・キックバイク など
大型遊具を買う勇気がでないときは、まずレンタルでお試ししてみるといいですよ。
1歳児に本当におすすめなおもちゃ
作業療法士の目線で、1歳児のからだや心の発達をのばすおもちゃをえらびました。
どれも子どもをグーンと成長させてくれるおもちゃばかりです！
ぜひ子どものおもちゃ選びの参考にしてくださいね。
くるくるチャイム
【つかむ・離す・見る力・集中力がそだつ】
療育や児童館で圧倒的人気のくるくるチャイム。
決まった穴にボールをいれるだけのシンプルなおもちゃですが、ねらった場所でモノを離すのはムズカシイもの。
遊びながら「つかむ・離すの」基礎練習ができて最高です。
ボールの出口しか音がならないので、集中してボールを見続けてくれます。
出口で「チリン♪」と鈴がなるのが子どもウケしますし、達成感もバツグンです。
リニューアルして、筒の中にボールを収納できるようになりました。
クーゲルバーン
【指先・見る力がそだつ】
クーゲルバーンでは、指でつまむ・離す・目で追いかける力がそだちます。
くるくるチャイムは「つかむ」、クーゲルバーンは「つまむ」練習です。
1歳の子におすすめのクーゲルバーンは、車を走らせるタイプです。
飲みこみにくい大きさですし、穴にいれるときに手先を微調整する力が身につきます。
「車を穴にいれる→ころがる→ゴール→また穴に入れる」というシンプルなあそびだからこそ、とっても集中してくれますよ。
ポチップ
つみき
【あそびのバリエーション豊富】
わが家は「エデュテ」の積み木であそんでいます。
軽すぎず重すぎず、積んだときの安定感がバツグン！
1、2歳の小さい子でもあつかいやすい重さが最高です。
中にタマが入っている積み木があり、ふるとカラカラ心地よい音がして癒されるんです。
丸くてよく転がるパーツ、半円、三角、四角など使いやすい形がそろっています。
ポチップ
スイスイおえかき
【水遊びとお絵かきのイイところどり】
お絵かきデビューの子には「スイスイおえかき」！
スイスイおえかきは、水ペンや水をつけたスタンプでお絵かきをします。
クレヨンのお絵かきとはちがい水なので、ペン先を吸われても気になりません。
水パッドが大きいので、スタンプをポンポンしやすいです。
ペンのまわりにリングがついているので、1歳の子でも持ちやすそうでした。
わが子は手に水をつけて、手形あそびをしていました。
ベビーコロールのクレヨン
【カンタンに握れて折れにくい】
クレヨンデビューの子には「ベビーコロール」！
握る力がよわい時期ですが、かるい力で握れるベビーコロールならスラスラとお絵かきができます。
服や手が汚れにくく、なめても害のない素材で作られているので安心してお絵かきをさせてあげられますよ。
お絵かきの線がこくなってきたら、スティックタイプのクレヨンも使ってみてくださいね。
ポチップ
ウッディプッディのおままごと
【断面のイラストが本物みたい】
ママやパパのマネっこが始まったら、ウッディプッディの“木のおままごと”がおすすめです！
すべすべな木の手ざわり、重さ、かたさ、パーツ同士がふれたときのカチカチ音。
木の素材をとおして、さまざまな感覚をとりいれることができます。
木のおもちゃは子どもの情緒を豊かにしてくれます。
マグネットでくっついているので、ストレスなくストンと切れます。
断面のイラストがリアルなので、本物志向の子にピッタリですね。
ルーピング
【目と手を同時にうまく動かす練習】
ルーピングは、ワイヤーにビーズを通していくおもちゃです。
わが家は、ワイヤーの形やビーズの種類が豊富な「ボーネルンドのフリズル」で遊びました。
指の使い方はもちろん、ビーズを車や動物に見立ててあそぶ中で想像力もきたえられたと感じています。
また手元やゴールを見ながらビーズを操作することで、目と手を同時に動かす練習にもなります。
たくさんの力がそだちますよ。
型はめパズル
【形や大きさのちがいを発見】
1歳になると○△□が分かるので、ぜひ型はめパズルに挑戦してみてください。
型はめのよさは、見て・さわって形の認識ができるところです。
パチッとはまったときの笑顔が本当にかわいい～
最初はカンタンな図形をえらんでくださいね。
カンタンな形ができるようになったらレベルアップしましょう。
手のひら全体で形を認識できる「パズルボックス」もおすすめです。
どの面・向きで穴に入るかまで考えないといけないので、知育効果が高いです。
ディーバイクミニ
【室内でも乗れるキックバイク】
前タイヤ2つ・うしろタイヤ1つで安定感バツグンなので、こわがりタイプの子でものりやすいです。
乗り物系のおもちゃで発達するのは主に、脚力・バランス感覚・体幹・手足の動かし方です。
自分のからだをうまく動かす（コントロール）力が身につきます。
ボールプール・トンネル・ジャングルジム
【手先と体幹に効果バツグン】
手やからだの発達をのばすには、やっぱり全身運動（粗大運動）が必須！
体幹、輪郭（ボディイメージ）や手足の動かし方、バランス感覚などは子どもの発達の土台になるからです。
大型遊具が置けるお家がめちゃくちゃうらやましいです！
遊具で遊ぶことで、どんな発達的メリットがあるかをお伝えします。
まとめ：1歳のおすすめおもちゃ選び
1歳の子どものおもちゃは、手先・からだ全体をつかうおもちゃを選びましょう。
成長が早い時期なので、せっかくおもちゃを買っても遊んだのは数回だけということもありますよね。
「ムダなくおもちゃをそろえたい！」ときは、おもちゃのレンタルも手です。
トイサブ！なら、おもちゃ選びのプロがお子さんの興味や成長にあわせ厳選してくれたものをレンタルできます。
大型遊具を買うのはけっこうハードルが高いよね
トンネルやジャングルジムなどの大型遊具も、購入前にレンタルすれば失敗なし。
大型遊具のレンタルは、サークルトイズさんがイチオシです。
