幼児期の子育てでよく出会う「知育」という単語。
実は文部科学省が「知育」を教育理念の中心に置いているって知っていましたか?
知育ってなに?
一言でおしえて
まなぶ力を育てることだよ
- 知育の説明
- 幼児期に知育をとり入れるとよい理由
- 知育のとり入れ方
- 年齢別の知育内容
「知育」で子育ての充実度を高めたい人は、ぜひ最後までお読みください。
知育とは三育のひとつ
生きる力を身につけるためには、徳育・体育・知育の「三育」が必要といわれています。
三育 | 特徴 |
---|---|
徳育 | 道徳のこと 思いやりを育てる |
体育 | 運動能力をそだてる 元気いっぱいな体をめざす |
知育 | 考える力をのばす 思考力をそだてる |
知育は、はばひろい知識と心のゆたかさ(教養)を身につける教育のこと。
知・体・徳ぜんぶをあわせて「知育」とよぶことも多いです。
文部科学省によると、知・徳・体の3つをバランスよく育てるとよいそうです。
つまり
(知)言葉や体の使い方をまなび、
(体)元気いっぱいに成長し、
(徳)人間関係をたのしめる人に育てよう
ということ。
生きぬく力をそだてる教育ですね
参考
・「令和の日本型学校教育」の構築を目指して
・徳育の意義・普遍性
幼児期に知育をとりいれたい理由
幼児期から知育をとり入れる理由は、将来にむけて子どもの可能性をそだてるためです。
知育効果が大きいのは0~6歳。そのなかでも、脳がとても発達する3歳くらいまでがとくに大事だそうです。
現在世界中でAIが活躍しはじめたので、「AIじゃなくこの人がいい」と言われる人間になる必要があります。
2017年、英オックスフォード大学のオズボーン教授が「2030年に必要となるスキル」を発表しました。
その中には知育的なスキルも複数あり、知育をとり入れる必要性は高いと分かります。
- 考える力
- ゆたかな発想力
- コミュニケーション力
- 創造力
知育をはじめる方法
知育をはじめる方法は3つあります。
- 知育おもちゃや教材をつかう
- 知育アプリやゲームであそぶ
- 知育系の幼児教室に通う
①知育おもちゃや教材をつかう
知育玩具や教材は家庭での知育教育にむいています。
おもちゃや教材を選ぶときは、以下のことに注目するとよいですよ。
- 対象年齢をチェック
- 伸ばしたいスキルかどうかを考える
- 子どもが楽しめそうか
体をうごかすのが好きな子なら運動系の玩具。モノを作るのが好きな子には工作ワークなど。
子どもの興味にあわせて、安全にたのしく取り組めるおもちゃを選びましょう。
②知育アプリやゲームであそぶ
スマホやパソコンでは、無料の知育アプリが配信されています。お出かけ先や移動中などでもお手軽に知育ができると人気です。
アプリやゲームをさせるときは、以下の点に気をつけてくださいね。
- 目が疲れないように時間を決めて遊ぶ
- 声かけをしてコミュニケーションをとる
アプリやゲームは音楽や映像を楽しめる反面、つい夢中になってしまうもの。
パパ・ママも一緒にとり組み、親子時間のひとつとして活用していきましょう。
③知育系の幼児教室に通う
知育系の幼児教室では、幼児教育のプロが教えてくれます。
幼児教室にかようメリットは以下の通りです。
- 年齢・月齢別のカリキュラムがある
- 声かけの仕方が参考になる
- 同クラスの子との社交性が身につく
先生がいるので、安心して知育教育にとりくめます。
各教室で月謝やプログラム内容がちがうので、興味があれば近くの教室を検索してみてください。
年齢別の知育内容
知育では成長にあわせた玩具や教材をつかいましょう。
各年齢にどんな経験させるのがよいか、以下の表にまとめています。
0~1歳 | みる(視覚)・きく(聴覚)・さわる(触覚) 感覚あそびをたのしむ |
読み聞かせ・カラフルな絵本をみせる ベビーマッサージなど ≫知育にぴったりなおもちゃを見る 0歳向け・1歳向け | |
2~3歳 | 体を動かす楽しさをあじわう 指先を使うあそびで脳を刺激する |
トランポリン・ボールプール・工作 積み木・パズルなど ≫知育にぴったりなおもちゃを見る 2歳向け・3歳向け | |
4~6歳 | 文字や数字をとり入れる カンタンなルールのあるあそびをする |
ひらがなや数字の積み木・かるた ごっこ遊び・すごろくなど |
お子さんの年齢にあった知育玩具を無料でもらえるキャンペーンもあります。
グッドママ|知育玩具の無料プレゼント応募
- 0歳~5歳さん向け
- 抽選で100名にあたる
- 応募方法
①カンタン3分のライン友達登録
②さくっと1分のメールアドレス入力
知育にとり組むときのポイント
知育は「たのしさ」をわすれずにとり組みましょう。
楽しくないとやる気が出ませんし、成果もあがりにくいもの。
子どものイヤそうな顔をみるとパパ・ママもしんどくなってしまいます。
子どもはもちろん、家族みんなでたのしみながら知育を行いましょう。
例
・動画やゲームなど見るのが好きなら「プログラミング」
・運動がすきなら「スポーツ教室」
└特定のスポーツよりも、まんべんなく経験できる教室がオススメ
子どもが好きそうなものをみつけてくださいね
まとめ:子どもに合わせて楽しい知育を
知育とは以下のような生きる力を身につける教育です。
- 考える力
- ゆたかな発想力
- コミュニケーション力
- 創造力
知育玩具・教材・アプリ・知育教室などから、お子さんに合った方法を見つけてくださいね。
その際は「たのしく」「意欲的に」取り組めるものを選ぶようにします。
自分で物事を考えられる子を目指して、たのしく知育にとり組んでいきましょう。